浸水前と後のナカセンナリ
ナカセンナリの名前の由来は“生態型が中間であることと、
多収性である特性に因んで名付けられた。”
そして漢字で書くと「仲千生」となるとの事。
↑も日本一の大豆リンク集掲示板でお聞きしましたとこのご回答です。
まあ、こんな感じのいつも通りの製造方法で挑みました。
だが、がが〜ん! 濃度がかなり出ている精か?泡消し無しによる豆乳の精か?それとも手馴れていないナカセンナリ
にアクシデントが有ったか?
な、なんとおからがなかなか絞れないー、豆乳とおからに分けるのにいつもの倍程時間がかかってしまった。
ここから慌ててたのでろくな写真が撮れず・・・・
なんせ豆乳温度は下がる一方だし、泡は除去しなければいけないし、豆乳はなかなか落ちてきてくれないし
うわー、やばって思って四苦八苦の末なんとか寄せ上がりました。
寄せるのに使った道具はワンツ−寄せ器、温度は58度位(冷めすぎかな?)だったと思います。
泡を取り除くのが結構大変で、山下様はいつもこんなに苦労して仕事をしてるのだなと感じると
最敬礼したくなってしまいました。
寄せ上がり後の豆腐ですが、ワンツー寄せ器を使った精か豆腐の中にも細かい気泡が入(実際に写真ではわからない
程度の小ささ)ってしまった。
ワンツ−寄せ器での当たり具合もいつもと違いびびってしまったのか、最後に押しこもうとした瞬間に
当たりを感じてしまい、慌てて静かに寄せ器を引き上げる・・・・・
その瞬間に感じ取れたように、寄り具合は多少過多に傾いてしまった。
がががが〜〜〜〜んんんんん。
研究室発足以来の不手際&失敗、くうー
反省、自分の腕に自惚れを持つようになった精かも知れません。
だが今回の研究はとても私にとっては有意義なものに成りました。自分の腕を過信してはいけない。
さらに細心の注意を持ってすれば防ぎようは有ったのではないか?
泡消しを使わない製造の大変さを肌に感じたのと、ひょっとしたらこの類の豆乳は静かにそっと寄せてやらねばならないのか?
と、更なる疑問も浮上、もう一つ、ひょっとしたら濃度を高く設定すると無消泡の場合絞りきれない事にも繋がるのか?
この二点がこれからの問題点です。この次には、使いなれているタマホマレでトライしてみたいと思っております。
教訓 初心忘れるべからず 己に過信するべからず
高品質豆腐工房かむろご主人 山下 健様
横山製菓有限会社 横山隆行様
この度は何かとご迷惑お掛けしました。どうしてもなんでも挑戦したがる性格なんで勘弁して下さいね。
本当にご協力感謝しております。ありがとうございました。
手造り豆腐埼玉屋本店 店主 新井 弘幸